僕の子どもが通う保育園のお遊戯会の日のことだった。
朝から子どもと一緒に会場へ向かうと、入園以来クラスが同じだったゆなちゃんのママと顔を合わせた。
「おはようございます」と軽く挨拶を交わして、子どもたちの劇が行われる会場へ向かう。
ゆなちゃんのママとは、送り迎えのときにたまに会って挨拶する程度の仲だが、保育園の母親たちの中でもひときわ目立つ美人だ。お互い配偶者が仕事で忙しく今日も片親での参加とあって、親近感を覚えていた。多分30代だろうが、20代後半にも見えるほど若々しく、僕は密かにゆなちゃんママにあこがれを持っていた。
今日は入園式も兼ねているため、ゆなちゃんのママも少しフォーマルな装い。グレーのジャケットに膝丈のスカート。普段のカジュアルな服装とは違い、どこか大人っぽい雰囲気に思わず見入ってしまう。
僕はというと、カメラが趣味なこともあり、保育園の先生から頼まれてお遊戯会の撮影担当を任されていた。主に子どもたちのステージを撮るのが役目だが、時折客席の様子も撮影することになっている。
会場には大勢の父兄が集まり、椅子の数が足りず、何人かは地べたに座ることになった。
スカート姿で座ることに少し戸惑いながらも、下着が見えないよう上品に腰を下ろすゆなちゃんママ。
「ゆなちゃんママのパンチラが初めて見れるかも!?」と期待した僕だったが、しっかりパンチラガードする座り方を見て、もろくも期待は崩れ去る。
お遊戯会が始まる直前、子どもたちが落ち着かずざわついていると、保育士の先生が「みんな体育座り！保護者の皆さんも、良かったらお手本を見せてくださいね」と明るく声をかけた。
すると、なんとスカート姿のゆなちゃんのママまで体育座りをして、近くの子どもたちにお手本を示していた。
「（先生、グッジョブ！！！）」僕は心の中で叫んでいた。
ただ、ゆなちゃんママはバッグを前にしっかり置いて、下着が見えないようにガード！見えそうで見えない。
悔しい気持ちがこみ上げる。
「（くそ……あのバッグさえなければな……）」
これはこれでエッチだけど、やっぱりスカートの中が……ゆなちゃんママのパンツが見たい！今どきネットで無料でもパンチラ写真は見れる。でも、ゆなちゃんママのパンチラはこの場でしか見れない。
会場は父兄で混雑しており、角度を変えて見ようにも思うようにはいかない。幸い、僕以外にはゆなちゃんママのパンチラ未遂には気づいておらず、他のスケベ親父たちにゆなちゃんママのパンチラが見られる心配はなさそうなことに安堵する。
いよいよ劇が始まり、僕もカメラマンとしての仕事に集中する。
途中で、子どもたちの一生懸命な姿に会場は盛り上がり、大きな拍手が起こったその瞬間、僕は客席の写真も撮っておこうと後ろを振り向いた。
すると、思わず息を呑む光景が目に飛び込んできた！
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