最近のレオナのお気に入りは、高級ホテルが運営するプライベートプール。
貸し切りなので他に利用客はいないが、従業員は美人女優の姿を追わずにいられない。
西園寺レオナが優雅にプールサイドを歩く姿を、男性従業員はつい目で追ってしまう。黒の水着に身を包んだ彼女の姿は、まさに女神そのもの。歩くたびに豊満な胸が揺れ、引き締まったウエストからなだらかに広がるヒップラインが男性の視線を誘う。
前回の騒動以来、従業員たちは節度を守るようになった。しかし、飲み物を渡しに来る時が彼らにとって唯一レオナを間近で見られる機会だ。男性従業員の熱い視線に気付いたマネージャーの由美子が、厳しい目で監視している。
堂島由美子
あの従業員、本当にここにいる必要ある?レオナ様を見に来てるんじゃないでしょうね
マネージャーの由美子は、性的な目を向ける男性に厳しい。
レオナがパラソルチェアに優雅に横たわると、その仕草さえも芸術的だ。水着からこぼれ落ちそうな大きな胸とくびれは、誰もが見入ってしまう。
女性である由美子も、つい見とれていた。
ふいに、レオナのスマートフォンが着信音を鳴ると、画面に表示されたメッセージをレオナが見つめる。
西園寺レオナ
まあ、つまらないものを見てしまったわ
彼女は軽蔑するような目つきで画面を見る。
西園寺レオナ
『今夜、一緒に食事でもどうですか?』ですって。この男、以前共演した時から下心が見え見えだったのよ
レオナは優雅に髪をかき上げ、ため息をつく。
西園寺レオナ
下心がストレートに見える男は好みじゃないわ。もっと葛藤がないと深みが出ないのよね
そう言いながら、レオナの頭に徳山ディレクターの顔が浮かぶ。彼の誠実さと、時折見せる可愛らしい慌てぶりを思い出し、思わず微笑んでしまう。
西園寺レオナ
『ごめんなさい。今日は忙しいの。また撮影でよろしく』…これくらいにしておきましょう
レオナは微笑みながらメッセージを送信し、立ち上がる。その動作に合わせて豊満な胸が揺れ、近くにいた男性従業員の視線を惹きつける。
西園寺レオナ
さて、少し泳いでみようかしら
レオナが優雅にプールに向かう姿は、まるで映画のワンシーンのよう。彼女の知的な雰囲気と圧倒的な美しさは、単なる美貌以上の魅力を放っている。
見とれる男性従業員の手が、さり気なく股間をさすったのを見つけた由美子が厳しく叱責するのであった。