レオナは、性暴力を続ける黒崎ガレンを止める唯一の協力者が大鷲制作会社の社長である。そして、制作スタッフが仲間として信頼できるか分析を始める。
西園寺レオナ
まず、ディレクターの徳山雄司。自分より同僚を優先して考えられる貴重な男よ。ただ、大のパンチラ好きだから、ガレンの罠にかからないか少し心配ね
堂島由美子
私の評価的では、大のパンチラ好きな男は、NGです
西園寺レオナ
ADの山之内智恵は、上司にも意見を言える芯の通った子。由美子さんと同じで男のセクハラを許せないタイプで、信頼できるわ
堂島由美子
彼女は大鷲制作会社の中で、一番信用できて力になってくれると思います。
堂島由美子
プロデューサーの村本春貴は…徳山ディレクターの上司で、とんでもないスケベな男です。ハニートラップ耐性ゼロ。情に厚い面はありますが、スケベすぎて組織の罠にいくらでもかかりそうです
西園寺レオナ
私はまだ会ったことがないけど、とてもハニトラ耐性の育成も無理そうね
堂島由美子
最後に、AD兼カメラマンの植草まさし。極度の匂いフェチで、初対面の女性の匂いも嗅ぎ回り嫌悪されてるわ。盗撮マニアとの噂もあるけど真偽は不明。得体が知れないから、油断は禁物です
西園寺レオナ
彼の素性が分かるまでは、近づかない方が良さそうね
堂島由美子
ええ。他にも、うちの事務所にも何人か候補がいます。また、次回分析してみましょう
レオナは窓の外を見つめ、決意を新たにする。
西園寺レオナ
(この闇と戦うには、もっと多くの味方が必要ね。でも、慎重に選ばなければ…)